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マラドーナがFIFA会長を痛烈批判。「17年間で何をした?」

text by 編集部 photo by Getty Images

マラドーナがFIFA会長を痛烈批判。「17年間で何をした?」
FIFA会長を痛烈に批判したディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】

 なにかと世間を騒がせるディエゴ・マラドーナ氏が、今度は国際サッカー連盟(FIFA)会長を糾弾した。24日、英紙『テレグラフ』を含む複数のメディアが報じている。

 マラドーナ氏は現FIFA会長のゼップ・ブラッター氏に対し「誰も彼が会長に最も相応しい人間だとは思っていない」と言い切った。

「私は公にブラッターを支持している人をほとんど見たことがない。しかし、誰もが彼が5回目の会長選に当選すると思っているね。なぜだ?こんな時代に5回も連続で会長に当選するなんてありえないことだ」

 また、同氏はブラッター会長が選挙に向けて「人種差別の根絶と女子サッカーのプロモーション」を約束していることについて「笑ってしまう」と批判した。

「私の疑問はこうだ。ゼップ、あなたはこの4期(17年間)で何をしたんだい?」

「我々にとっては人生のための独裁者なんだよ。私はブラッターを“氷の男”と呼んでいる。彼はフットボールに対する情熱も、インスピレーションも失っているからね」

 現地時間の29日に行なわれるFIFA会長選では元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏も立候補していたが、21日に取り下げていた。同日にオランダ協会のマイケル・ファンプラーグ会長を取り止めたことで、ブラッター氏とヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン王子の一騎打ちとなっている。

 果たして、次期FIFA会長に選ばれるのはどちらなのだろうか。

【了】

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