レアル・マドリーのレジェンド、ラウール・ゴンザレスは先日解任されたカルロ・アンチェロッティ前監督を「彼は素晴らしい仕事をした。誰も彼ほ否定できない」と擁護している。28日付けスペイン紙『マルカ』が伝えた。

　マドリーでキャプテンを務めたラウールは、「何年も前からヨーロッパのカップを取り戻してくれた。選手やファンから愛情と信頼を勝ち取った」とアンチェロッティ前監督の仕事ぶりを評価している。

　また、「クラブは最善の解決策を探しているだろう」と後任監督に期待を寄せたラウール。就任初年度でクラブに12年ぶりとなるチャンピオンズリーグ優勝をもたらした同氏に対し、「彼が成し遂げた素晴らしい仕事は感謝するに相応しいと思う」と述べた。

　一方、「全体的に見れば、悪い年ではなかった。だけど、マドリーでトロフィーのないシーズンは良くない年だった」と、マドリーというクラブは毎年タイトルを義務付けられているクラブだという見解を述べた。

　マドリーの時期監督には、昨日ナポリからの退任を発表したラファエル・ベニテス氏が最有力とされている。

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