バルセロナのMFシャビは3日、身内や親友、フロントやチームメイト、元同僚やスペインサッカー連盟（RFEF）の関係者に囲まれながらクラブが準備した送別会で別れを告げた。

　数え切れない人物に感謝の言葉を差し伸べられたシャビは「感謝したいのは僕の方だ。理想を描いた夢でもこんなに幸せだったことは無い。ここでは選手としても人としても成長した」と述べた。

　昨夏スペイン代表から引退したシャビは「ラ・ロハ（スペイン代表の愛称）と亡きルイス・アラゴネスにもよろしくと言いたい。安らかに眠っている監督に感謝したい」と、バルサで不動の存在ではなかった頃に代表での信頼を示したアラゴネス氏に敬意を表した。

　また、6日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）決勝戦については「去る前にベルリンでもう1度トロフィーを掲げたい」と、三冠制覇の意欲を示した。

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