バルセロナの元名誉会長ヨハン・クライフ氏は4日、スペインの複数メディアにバルセロナを取り巻く現状について言及した。

　クライフ氏は、フィーゴ氏がバルサのレジェンドとしてプレーするUEFAの提案を同クラブが却下したことについて「ナンセンス。私はフィーゴ事件を良く知っているけど彼よりクラブのせいだった」と、禁断の移籍に繋がった裏切りに理解を示した。

　なお6日にユベントスと対戦するチャンピオンズリーグ（CL）決勝戦に関しては「バルサが明らかに優勝候補だけどイタリアのチームは絶対に諦めない」と述べ、92年にバルサが延長戦まで持ち込んだ決勝と同様の試合を予想しているとも主張した。

　また、宿敵レアル・マドリーのベニテス新監督については「選手達がアンチェロッティ氏を支持した後で彼とどう接するかが見物だね」と語った。

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