移籍が噂されているインテルのFWルーカス・ポドルスキだが、ガラタサライのハムザ・ハムザオール監督は獲得をトルコのテレビ番組『TRT』で否定している。

　今冬に出場機会を求めてアーセナルからインテルへレンタル移籍したポドルスキ。しかし、同クラブでも期待されていた結果を残せずに今夏所属元のアーセナルへ戻ることが濃厚とされている。

　2016年までアーセナルと契約を交わす同選手だが、来季出番を得られるかは疑問であり、再び移籍を模索しているという。

　イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、母国ドイツのブレーメンやトルコとのガラタサライ等が候補として挙がっていた。さらにガラタサライは3年契約を提示したとまで報道されていた。

　『TRT』内でハムザオール監督は「冬の時点で我々はポドルスキを獲得したいと考えていた」と、インテルに行く前の段階で興味があったことは認めている。

　しかし、「我々は今現在彼のようなタイプの選手は望んではいない」と、チームの編成上ポドルスキのようなプレースタイルの選手は必要がないとし、獲得を否定している。

　もう一つの候補ブレーメンも移籍金は払えるが、FWフランコ・ディ・サントの去就次第と考えられており、まだ現実的ではない様子。

　2016年にはEURO本戦も始まるため、来季出場機会を得られなければ代表入りも危ぶまれてくる。

　果たして出場機会を得られるチームは名乗り出るのだろうか。

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