バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
バルセロナを率いるルイス・エンリケ監督は、現地6日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝ユベントス戦に向けての前日会見に臨み、スペイン複数メディアの前で意気込みを語った。
今季のバルセロナは、リオネル・メッシ、ネイマール、そして新加入のルイス・スアレスら南米強豪3ヶ国のエースを軸とする強力な攻撃陣を擁し、抜群の破壊力で欧州の強豪クラブを圧倒してきた。決勝はイタリア王者のユベントスが相手だが、両チームともすでに国内リーグとカップ戦を制しているため、今回はどちらがトレブルを達成できるかという点にも注目が集まっている。
L・エンリケ監督は「ファンが高揚感に包まれているのは喜ばしいが、我々は最大限のプロ意識をもって試合に臨まなければならない。私はいつもと同じように冷静だ。(現役時代にCLを獲れなかった)リベンジの気持ちはない。今は監督であって選手時代とは別の仕事をしている。これがキャリアで最も重要な挑戦かって?そんなことはない。今後もこういった試合が訪れることを願っているよ」とコメント。
また、試合については「中盤での争いは鍵のひとつとなる。私は相手よりもポゼッションを保ちたいと考えており、相手陣内で良いプレーをするにはそれが必要だ。しかし、それが難しくなるのは間違いないだろう。これはスタイルが似たチーム同士の対決だ。彼らにもその能力がある。だからこそ、我々と同じように3冠を達成できる位置にいる」と、オープンな展開を予想した。
バルセロナ対ユベントスの一戦は、日本時間7日の3時45分にキックオフとなる。
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