ユベントスは9日、レアル・マドリーに所属するドイツ代表のMFサミ・ケディラ（28）を獲得したことを発表した。契約期間は2019年6月30日までの4年間。

　シュトゥットガルトの下部組織で育ったケディラは、ワールドカップ・南アフリカ大会で全7試合に先発出場する活躍が認められ、2010年夏にレアル・マドリーに加入。同クラブではリーガエスパニョーラや2度のコパ・デル・レイ（国王杯）制覇に加え、チャンピオンズリーグでの“デシマ（10度目の欧州制覇）達成に大きく貢献した。また、W杯ブラジル大会では母国を優勝に導いている。

　なお、ケディラはこの夏に契約満了を迎えるため、ユベントスにはフリーで移籍することになる。スクデット4連覇および20年ぶりのコッパ・イタリア制覇を果たしたビアンコネーリは、すでにパレルモからFWパウロ・ディバラを獲得しており、来季に向けてさらなる戦力充実を図ることに成功した。

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