FIFA女子ワールドカップ・カナダ大会のグループE第1節が現地9日に行われ、ブラジル代表のFWマルタ（29）が韓国代表との試合で歴代最多となるW杯通算15得点目を挙げた。

　マルタは53分に味方選手が獲得したPKを冷静にゴール左隅に流し込み、4大会で通算15得点に到達。その結果、元ドイツ代表のビルギット・プリンツ氏が保持していた歴代最多得点記録を更新した。

　また、この試合にフル出場したブラジルのMFフォルミーガ（37）は、日本代表のMF澤穂希と並び、男女のワールドカップを通じて最多となる6大会連続出場を達成。さらに、33分には相手のパスミスを拾って先制点を挙げ、女子W杯での史上最年長ゴールをマークした。

　なお、ブラジルは韓国を2-0で下し、大会初戦で勝ち点3を獲得。次節は13日にスペイン代表と対戦する。

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