2シーズン連続でFA杯を制したアーセナルは、欧州屈指の若手有望株の獲得に乗り出すようだ。15日の英『メトロ』紙が伝えた。

　北ロンドンの名門が狙うのは、シャルケに所属するドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーだ。21歳の高速ドリブラーは、昨年11月から負傷に悩まされて不完全燃焼のシーズンを送っていた。

　ブラジルW杯には出場したものの、昨季は25試合2得点とチーム内で絶対的地位を築くまでには至らず。今季は15試合出場2得点に終わっっており、シャルケ低迷の原因として批判されている。

　それでも若くて将来有望なドラクスラーの評価は高く、移籍金には3000万ポンド（約57億円）を必要と『メトロ』紙は伝えている。

　壁にぶつかった才能は環境を変える決断をするのか、それとも新監督の下で再起を図るのか。ドラクスラーはキャリアの未来を左右する重要な局面を迎えている。

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