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逮捕されたビダル、現状は釈放されるも最大540日懲役の可能性も

text by 編集部 photo by Getty Images

逮捕されたビダル、現状は釈放されるも最大540日懲役の可能性も
最大540日懲役の可能性の可能性があるアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】

 飲酒運転で捕まったチリ代表のMFアルトゥーロ・ビダルが釈放された。17日、スペイン『エフェ通信』が伝えている。

 同紙によれば、裁判官はビダルに4ヶ月の免許没収と調査が続く1年の間に月1回トリノから一番近いミラノのチリ領事館への出頭命令を下した。ビダルは、釈放されてから直接チリ代表の合宿所に向かった模様だ。

 しかしビダルは呼気中アルコール濃度1,2mg/L検出されたため、チリ刑法によれば0,8mg以上検出された場合は2年に渡る免許没収+8万4千ドル(約1千万円)から42万ドル(約5千2百万円)+61日から540日懲役の対象になる。調査が終わるまでこれらの処分を下される可能性は消えない。

 ビダルは、モンティチェロのカジノから合宿所に向かう際、時速160kmで走っていた最中に白いチェブロレット車にぶつけ、自慢のフェラーリは大破した。事故の衝撃によってビダルの車は車道の外へと飛んでいったにも拘らず、選手自身と乗車していた妻、そして事故の巻き添えを食らった第三者も軽傷で済んだ。

 なおユベントスMFは17日の夕方、記者会見を開いて謝罪した。一方コパ・アメリカ(南米選手権)に臨むチリ代表は、同選手を追放する意向はないとも明かしている。

【了】

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