【ブラジル 2-1 ベネズエラ コパ・アメリカ グループC】

　コパ・アメリカ2015が現地時間の21日に行なわれ、グループCのブラジルはベネズエラと対戦した。

　大混戦となっているグループC。直前に行われた試合で、まずペルーが決勝トーナメント進出を決めた。

　ブラジルは引き分け以上で突破できるものの、ネイマールがコロンビア戦の乱闘騒ぎで4試合の出場停止となってしまった。

　エース不在の王国はこの日、ミランダがキャプテンマークを巻いた。立ち上がりから攻勢を仕掛けると、迎えた9分、ロビーニョのCKをチアゴ・シウバが右足で合わせてブラジルが先制に成功した。

　ボールを支配したブラジルが主導権を握ったが、1-0のまま前半は終了。後半も攻める中、52分には追加点を奪う。左サイドを突破したウィリアンの折り返しを、フィルミーノが決めてリードを広げた。

　終盤に向けてゴールに迫るようになってきたベネズエラは84分、アランゴが狙ったFKのこぼれをミクが押し込んで1点差に迫る。

　しかし、試合はこのまま終了。ベネズエラの反撃を1点に抑えたブラジルが決勝トーナメント進出を決めた。

【得点者】
9分 1-0 チアゴ・シウバ（ブラジル）
52分 2-0 フィルミーノ（ブラジル）
84分 2-1 ミク（ベネズエラ）

【了】