ズラタン・イブラヒモビッチ、ジョフレー・コンドグビア、ジャクソン・マルティネス、アンドレア・ベルトラッチ。株式増資により積極補強が予想されたミランだが、未だ移籍市場では失敗を繰り返している。

　挽回を狙うミランはベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル獲得に乗り出しているようだ。24日にはベルギーメディアによって「決定が近い」と報じられた。同選手獲得には移籍金3000万ユーロ（約42億円）が必要とみられている。

　またイタリア人記者アルフレード・ペドゥッラ氏によれば、ミランはヴィツェル獲得に集中するためにパルマのFWホセ・マウリとアタランタのMFダニエレ・バゼッリへの興味を停止するようだ。ヴィツェル獲得の可能性を高めたいミランだが、一方で国内2選手を逃すリスクを背負うことになる。

　ライバルであるインテルとは対照的に移籍市場で後手に周り続けるミラン。果たして、ヴィツェル獲得は成功できるのだろうか。

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