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酒井高徳所属のシュツットガルト、新守護神と中盤の砦を獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳所属のシュツットガルト、新守護神と中盤の砦を獲得
シュツットガルトが獲得したプルゼミスラフ・ティトン【写真:Getty Images】

 日本代表DF酒井高徳が所属するシュツットガルトは24日、新戦力2人の獲得を発表した。

 バイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まったGKスベン・ウルライヒの後釜に、オランダのPSVからポーランド代表GKプルゼミスラフ・ティトンを2年契約で確保。さらに、パーダーボルンから24歳のMFルーカス・ルップを3年契約で獲得した。

 PSVでイェルーン・ズートとのポジション争いに敗れ、今季はスペイン1部のエルチェにレンタル移籍していたティトンは、守備のぜい弱なチームで7度完封を果たすなど存在感を発揮し、シュツットガルトに引き抜かれた。

 移籍に際しクラブ公式HP上でコメントを発表したティトンは「ファンタスティックなファンと伝統あるクラブに移籍でき、本当に嬉しい。僕はここで自らのクオリティを証明し、クラブで活躍して代表チームでのキャップ数も増やしていきたい」と新たな挑戦に意気込んでいる。

 カールスルーエの下部組織で育ち、ボルシアMGでもプレーしたルップは最下位で降格が決まったパーダーボルンのアンカーとして好プレーを披露し、31試合に出場した。

ティトンと同じく「VfB偉大な伝統のあるクラブだ」と話すルップは「交渉は最初からうまくいくと確信していた。ここでの未来が楽しみだし、成功の瞬間を楽しめると願っている」と新天地でのプレーに心躍らせている。

 近年は低迷続きで、3シーズン連続二けた順位に沈んでいるシュツットガルト。今回加入した2人はチームの救世主となれるだろうか。

【了】

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