【ブラジル 1-1（PK：3-4） パラグアイ コパ・アメリカ 準々決勝】

　コパ・アメリカ2015準々決勝が現地時間の27日に行なわれ、ブラジルはパラグアイと対戦した。

　ブラジルはコロンビア戦の乱闘事件でネイマールが4試合の出場停止。残り全試合の欠場がきまり、この試合でもMFロビーニョ、MFフェリペ・コウチーニョ、FWロベルト・フィルミノが前線を担う。

　パラグアイが引いてブラジルが試合を支配する展開になると予想されたが、パラグアイはラインを高めに設定しブラジルと互角に健闘する。

　それでもブラジルは好調ロビーニョを中心にリズムを掴んでいく。すると15分、右サイドを突破したDFダニエウ・アウベスのクロスから、そのロビーニョがボレーシュートを叩き込みブラジルが先制に成功する。

　後半も終始ブラジルがペースを握る。しかし、70分思わぬところに落とし穴が待っていた。DFチアゴ・シウバがエリア内でハンドを犯すと、PKをFWデルリス・ゴンザレスが決めて同点に追いつく。

　90分はそのまま1-1で終了。勝敗はPK戦にもつれ込む。

　両者1人ずつ決めてブラジル2人目を蹴るのはエベルトン・リベイロ。しかし、これはゴール右に外してしまう。一方のパラグアイはビクトール・カセレスが真ん中に強烈なシュートを叩き込んだ。

　するとブラジルは4人目のドグラス・コスタも外してしまう。パラグアイも4人目がロケ・サンタクルスが外すも、5人目のゴンザレスが決めてパラグアイの勝利が決定した。

　ブラジルは前回大会に続き、またしてもパラグアイ相手にPK戦での敗北となった。

【得点者】
15分 1-0 ロビーニョ（ブラジル）
72分 1-1 ゴンザレス（パラグアイ）

【了】