欧州サッカー連盟（UEFA）は6月30日、2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）決勝がカーディフのミレニアム・スタジアムで開催されることを発表した。ウェールズで欧州カップ戦の決勝が行われるのは史上初。

　1999年6月にオープンしたミレニアム・スタジアムは、7万4500人を収容することが可能で、ウェールズ代表やウェールズラグビー代表のホームスタジアムとして使用されている。また、UEFA主催大会の王者がウェールズの首都で決まるのは、2014年にカーディフ・シティ・スタジアムで行われたUEFAスーパーカップでレアル・マドリーがセビージャを2-0で破った試合に続き2度目となる。

　また、UEFAは同シーズンのヨーロッパリーグ（EL）決勝の開催地がスウェーデン・ソルアにあるフレンズ・アレーナに決定したことを併せて発表。2012年に開場した同競技場は5万人を収容でき、スウェーデン代表やAIKソルナのメインスタジアムとして使用されている。

　なお、2015-16シーズンのCL決勝は、ミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ（サン・シーロ）、EL決勝はスイスのザンクト・ヤコブ・パルクで開催されることが決定している。

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