イタリア・セリエAのミラン元MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏は18日、イタリア『トゥットメルカートウェブ』のインタビューで昨季限りでレアル・マドリーに解任されたカルロ・アンチェロッティ氏と後任のラファエル・ベニテス監督について言及した。

　ガットゥーゾ氏は、1シーズン目に念願のデシマ（チャンピオンズリーグ10回目の優勝）を果たした同胞のアンチェロッティ氏について「成功したからこそマドリーの歴史に名を刻んだ。マスコミ、サポーターと選手達のハートに残ったのは偶然ではない」と絶賛した。

　同氏は現役時代、2001年から2009年までミランを率いていたアンチェロッティ氏に常にレギュラーとして起用されており、同じく高い評価を受けている。

　なお後を継いだベニテス監督については「彼の監督としての価値は疑えない。彼は長年ビッグクラブで働いて常に結果を出してきた」と、スペイン人指揮官を高く評価した。

　偉大な監督から偉大な監督へとバトンを渡したレアル・マドリー。果たして今季はどのようなシーズンを過ごすこととなるのだろうか。

【了】