本田圭佑、定位置確保への道のり。ミハイロビッチ監督がトップ下に求める役割とは

中国で行われたインターナショナルチャンピオンズカップの2試合を1勝1分で終えた。本田圭佑にとっては、レアル・マドリー戦でベンチスタートだったように、スタメンの座を確保できたわけではない。シニシャ・ミハイロビッチ新監督が就任した新生ミランで、本田が定位置を確保するために何が必要なのか。現地在住記者が追った。

2015年08月01日(Sat)11時45分配信

text by 神尾光臣 photo Getty Images
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伊紙は本田に軒並み低評価

本田圭佑、定位置確保への道のり。ミハイロビッチ監督がトップ下に求める役割とは
ICCインテル戦では伊紙から低評価だった本田圭佑【写真:Getty Images】

「ニアンにアシストパスを出して、ストップ。少なすぎる」(コリエレ・デッロ・スポルト)

「同国人である長友と同様で、総合的なパフォーマンスは良くなかった。一度良いプレーの主役となり、ニアンとのトライアングルパスを成功させ、GKと1対1になれるチャンスを創出している。ただいずれにせよ、今季は競争が非常に激しいことを考えるとこれでは少ない。与えられたチャンスを逸するようなら、果たして今後も与えられるかどうか」(トゥットスポルト)

 25日のインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)インテル戦から一夜明けた26日、地元メディアが本田圭佑に対して下した評価である。コリエレ・デッロ・スポルト紙は評点も付けていて、こちらは5.5だった。まあ、予想通りだった。確かにゴール前で“目立つ”ことはそのくらいだったからだ。

 もっとも本田は何もしていなかったわけではなく、中盤のバランスを取りながらも右や左に流れて、シンプルに展開を動かしていた。しかしそんなところを地元記者は見ない。セットプレーからでも正確に味方の頭へ二度当てているのだが、結果につながらなければそれも無視だ。

 何もしていない、という点では後半から出たボナベントゥーラも一緒のように感じた。ただ、中盤で走り、スピードを上げてDF前のスペースに飛び出してシュートを狙っていたので地元メディアの評価は高い。コリエレ・デッロ・スポルト紙の評点は7。トゥットスポルト紙は「このプレーならポジションは盤石だろう」とまで書いていたのである。それもまた、予想の範囲内だった。

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