5.チアゴ＆ラフィーニャ

兄：チアゴ・アルカンタラ（バイエルン）
弟：ラフィーニャ・アルカンタラ（バルセロナ）

　かつてバレンシアやセルタでプレーしたブラジル人のマジーニョ氏を父に持ち、現在バレンシアに所属するFWロドリゴのいとこでもあるアルカンタラ兄弟は、ともにバルセロナの下部組織で育つ。兄チアゴは2013年に恩師ペップ・グアルディオラ監督率いるバイエルンへ移籍、弟ラフィーニャはセルタへのレンタル移籍を経て、昨季バルサのトップチームに加入した。

　昨季のチャンピオンズリーグ（CL）準決勝1stレグのバルセロナ対バイエルンでは、試合終了間際にラフィーニャが出場。先発フル出場していたチアゴとの兄弟対決が実現した。

　チアゴは各年代でスペイン代表でプレーし、A代表では5キャップを持っているのに対し、ラフィーニャはU-19まではスペイン代表、U-20からはブラジル代表を選択している。A代表ではどちらを選ぶかは明らかになっていないが、選択次第ではボアテング兄弟に続いてW杯で兄弟対決が見られるかもしれない。