イサアク・クエンカ【写真:Getty Images】
トルコ1部のブルサスポルは7日、バルセロナの下部組織で育ち、昨季はデポルティボ・ラ・コルーニャでプレーしたイサアク・クエンカの移籍加入を発表した。2018年夏までの3年契約を締結している。
バルサでトップチームの主力に定着できずアヤックスへのレンタル移籍を経て、昨季はデポルティボに完全移籍していたクエンカ。オランダでひざを怪我して以降、ここ2年間は負傷癖から抜け出せず苦しんでいた。
昨季はデポルティボで心機一転再出発を図ったが、27試合に出場して2得点。そのうち先発出場は14試合しかなく、またしても主力に定着することができず退団が決まっていた。
一部報道ではセビージャやビジャレアルといったスペイン国内の上位クラブや、名門ベンフィカ、そしてウクライナやベルギー、ロシア、オランダ、UAE、メキシコなど世界中から関心を示されていたが、より自らを重要な存在に感じさせてくれたトルコ行きを決断した。
異国で再起を図る痩身のウィンガーはまだ24歳。バルサでのトップチーム1年目の輝きを取り戻すべく新天地での挑戦に燃えている。
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