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モウリーニョ、ナイーブな医療スタッフに一喝「試合を理解する必要がある」

text by 編集部 photo by Getty Images

モウリーニョ、ナイーブな医療スタッフに一喝「試合を理解する必要がある」
チェルシーを率いるモウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 チェルシーは8日、プレミアリーグ開幕戦でスウォンジー・シティと2-2で引き分けた。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は自軍のメディカルスタッフに対する不満を口にしている。

 リーグ王者のチェルシーは、前半に2度リードを奪ったが、52分にGKティボー・クルトワがエリア内でFWバフェティンビ・ゴミスにファウルを犯し一発退場となる。数的不利となったチェルシーは直後のPKで同点にされ防戦一方となるものの、何とかドローで試合を終えた。

 モウリーニョ監督が指摘するのは、後半アディショナルタイムにMFエデン・アザールがファウルを受け、メディカルスタッフが治療のためにピッチに入ったシーン。これによってアザールは一度ピッチを離れなければいけなくなり、相手の猛攻を受けていたチェルシーのフィールドプレーヤーは8人で守ることを強いられた。

 ポルトガル人指揮官は英メディア『スカイ』を通じ「メディカルスタッフに不満だった。たとえ用具係でもドクターでも秘書でもベンチにいれば試合を理解しなければならない。我々は一人少ない状態だったんだ。治療でピッチに入るときは、選手が深刻な問題を抱えていると確信していなければいけない。私はエデンが深刻ではないと確信していた」と怒りを露わにした。

 続けて「アザールはとても疲れていたんだ。だが、我々のメディカルスタッフは衝動的でナイーブな行動をとり、フィールドプレーヤーを8人にしてしまった。2人も少ない状態だったのだから、カウンターのときは心配になった」とコメントし、リーグ初戦で黒星を避けられたことに安堵感を漂わせた。

【了】

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