ラファエル・ベニテス監督に高く評価されているスポルティングCPのウィリアム・カルバーリョは、レアル・マドリーの補強において優先事項として扱われている。しかし、交渉は難航しているようだ。

　ポルトガル『DN』によれば、アシエル・イジャラメンディとルーカス・シウバの退団が濃厚になっているマドリーの中盤にはW・カルバーリョが最優先で獲得されるとしている。

　一方、伊『カルチョメルカート.com』はスポルティングCPがアルベルト・アクイラーニを加入させて選手層を厚くしても、W・カルバーリョだけは手放すまいと抵抗していると報じた。

　同じくイタリアの『トゥットメルカートウェブ』はW・カルバーリョの移籍金が4500万ユーロ（約62億円）に設定されているとし、こちらもスポルティングCP側が移籍を阻止すべく徹底抗戦の構えであることを伝えた。

　今夏開催されたU-21欧州選手権で大会MVPに輝いたポルトガルの至宝はメガクラブ移籍を実現させるのか。イジャラメンディやL・シウバの去就も取引に影響を与えそうだ。

【了】