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バルサ6冠ならず…。西スーパー杯を制したビルバオ、31年ぶりのタイトル獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ6冠ならず…。西スーパー杯を制したビルバオ、31年ぶりのタイトル獲得
優勝トロフィーを囲むアスレティック・ビルバオの選手たち【写真:Getty Images】

 バルセロナとアスレティック・ビルバオによるスペイン・スーパーカップの2ndレグが17日に行われた。

 先週金曜日の1stレグでビルバオに4失点して大敗したバルサは、タイトル獲得のために大量得点が必要だった。しかし前半終了間際までなかなかゴールを奪えない展開が続く。

 最初のゴールは43分、イバン・ラキティッチのクロスをルイス・スアレスが落とし、ゴール前に走りこんだリオネル・メッシがフィニッシュ。やっとの思いでバルサが先制点を手にする。

 前半を1点リードで終えたが、残り45分間で最低3点が必要な厳しい状況。そんな中55分過ぎに事件は起こる。アリツ・アドゥリスにオフサイドがあったとして主審と副審に詰め寄ったジェラール・ピケに対し、まさかの一発退場が宣告される。

 これでタイトルの行方はほぼ決まってしまった。74分に1stレグでハットトリックの活躍を見せたアドゥリスがクラウディオ・ブラーボの守るゴールを破り、とどめの一撃を突き刺した。

 昨季から続けての6冠を目指していたバルサを2試合続けて上回ったビルバオが、1stレグ4-0、2ndレグ1-1、2戦合計5-1としてリーグ優勝と国内カップ制覇の2冠を達成した1984年以来31年ぶりのタイトルを獲得した。

 クラブ史上2度目の6冠の夢を絶たれたバルサと、久々の歓喜に沸くビルバオは23日のリーガ開幕戦で再び相まみえる。

【了】

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