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フリット氏、マンUで低迷するFWルーニーを不安視「本物のストライカーではない」

text by 編集部 photo by Getty Images

フリット氏、マンUで低迷するFWルーニーを不安視「本物のストライカーではない」
今季不調のウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 オランダ代表のレジェンドであるルート・フリット氏(52)は、マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWウェイン・ルーニーを本物のストライカーとは思っていないようだ。20日の英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 フリット氏は選手時代に、オランダ1部のフェイエノールトでヨハン・クライフ氏らとともに黄金時代を築いた。引退後は監督業に従事し1995年から1998年まで監督としてチェルシーを率いた経験を持っている。ファン・ハール監督とはオランダ人としての繋がりから度々助言を行なっていた。

 ルーニーは2004年にユナイテッドに加入してから、これまでに公式戦482試合に出場し230得点を決めている。しかし、今シーズンに限っては公式戦3試合に出場するも未だゴールがない。

 同紙によると、ファン・ハール監督に対してフリット氏が「あなたは適切なストライカーを連れてくる必要がある」と述べ、新たなストライカー獲得に動くべきだと促したとしている。

 また、不調が続くルーニーに関しては「ウェイン・ルーニー? 彼は本物のストライカーではないよ。ルーニーは前線でプレーに関与はするけど、前線で一人で張れるほどの選手ではないね」と語るなど、同選手には点取り屋らしさが欠けていると考えているようだ。

 ユナイテッドはFWペドロ・ロドリゲス獲得に動いていていたものの、チェルシーに横取りされて失敗に終わっている。現在はターゲットを変え、日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンのセネガル代表FWサディオ・マネ獲得に向けて動き出したようだ。

【了】

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