インテルに所属する日本代表のDF長友佑都（28）にポルトガル王者からオファーが届いたようだ。

　昨季は怪我の影響で公式戦18試合出場にとどまった長友は、2016年6月でインテルとの契約が切れるため今夏の退団が囁かれている。しかし、サンプドリアやジェノアなどイタリア国内での移籍交渉が難航しており、現在はインテル残留か国外移籍が濃厚と見られている。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、ベンフィカは長友獲得を打診したものの、オファーの提示額が低すぎるため、インテル側が難色を示しているという。ベンフィカはアトレティコ・マドリーのDFギリェルメ・シケイラの獲得を目指しているが、インテルら複数クラブと争奪戦となっているため、同ポジションの長友にも関心を示していると報じられている。

　ベンフィカは田中順也が所属するスポルティング、ポルトと並ぶポルトガルのビッグ3に挙げられるチームの一つで、昨季はリーグ連覇を果たしチャンピオンズリーグにも出場する（グループステージではアトレティコ、ガラタサライ、アスタナと同組）。

　一方、伊メディア『トゥットメルカートウェブ』では、先日乾貴士が加入したレバンテも長友を狙っていると伝えられている。岡崎慎司が所属するレスターのクラウディオ・ラニエリ監督も同選手の動向を追っており、移籍最終日までサムライブルーの左SBの去就から目が離せなくなっている。

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