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古巣復帰が囁かれたMFチアゴ・モッタ、誕生日にパリSGと契約延長を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

古巣復帰が囁かれたMFチアゴ・モッタ、誕生日にパリSGと契約延長を発表
パリ・サンジェルマンに所属するMFチアゴ・モッタ【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)は28日、イタリア代表のMFチアゴ・モッタ(33)と2017年6月末まで1年間の契約延長で合意したことを発表した。

 ブラジル生まれのT・モッタは、バルセロナとインテルで2度の欧州制覇を経験した後、2012年1月にPSGに加入。フランスではリーグアン3連覇や国内初の三冠も達成するなど、各国で多くのタイトル獲得に貢献してきた。今夏は古巣アトレティコ・マドリーやインテルへの移籍が取り沙汰されたものの、数週間に及ぶ交渉の末に残留を決意した。

 PSGのナセル・アル・ケライフィ会長は、クラブの公式サイトを通じて「T・モッタの契約延長を非常に喜んでいる。彼はファンのお気に入りで、パルク・デ・プランスでの先日の試合でもファンが彼の名前を何度もチャントしていた。今季が始まってから、彼は再び我々のシステムにおいて重要な存在であることを示してきた。この数年、彼の豊富な経験はこのチームの進化において重要なものだったし、欧州の舞台で次のステップを踏み出そうというクラブの野心に不可欠なものだ。彼のような偉大な選手を手放すなど、私にとってあり得ないことだった」とコメント。

 また、契約延長発表日に33歳を迎えたT・モッタは「素晴らしい誕生日プレゼントになった。ナセル・アル・ケライフィ会長、オリヴィエ・レタンSD(スポーツ・ディレクター)、そしてチームメート皆に感謝したい。彼らが協力してくれたおかげで、契約を延長することができた。パリとともに、この物語を続けるんだ!サポーターにも感謝しているよ。このクラブにとって重要なものを勝ち取っていきたい」と喜びを語っている。

【了】

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