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トゥヘル監督、クラスノダールに勝利も相手を賞賛「真の実力を持ったチーム」

text by 編集部 photo by Getty Images

トゥヘル監督、クラスノダールに勝利も相手を賞賛「彼らは真の実力を持ったチーム」
クラスノダールの強さを褒めるトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督は、ヨーロッパリーグ(EL)の初戦で同クラブを苦しめたクラスノダールの強さを認めている。18日にドルトムントのオフィシャルサイトでコメントを発表した。

 リーグ4連勝の勢いとは裏腹に、クラスノダール戦では苦戦を強いられることになった。試合開始からチャンスを作り出すドルトムントだったが、12分にクラスノダールのパヴェル・ママエフに先制点を決められてしまう。早い時間帯に失点をしたドルトムントだったが、前半終了間際にマティアス・ギンターの同点弾で振り出しに戻した。

 実力で勝るドルトムントは、その後も攻め立てたがなかなか得点が奪えない。しかし、先発起用されたパク・チュホが後半終了間際に土壇場で勝ち越し弾を決め、そのまま2-1でドルトムントが勝利した。トゥヘル監督は接戦に持ちこませたクラスノダールの強さを認めている。

「クラスノダールは予想通り手ごわい相手だった。彼らが最近の試合でディナモ・モスクワに4-0で快勝し、その前にもゼニトに2-0で勝っていることを忘れるべきではない。彼らは真の実力を持ったチームだ」

 ゼニトやCSKAモスクワといったロシアの強豪クラブに隠れて知名度の低いクラスノダールではあるが、昨季は3位入りした確かな実力を持つチームである。ドルトムントは公式戦10連勝と好調をキープしているが、今回のクラスノダール戦のように思わぬ展開に持ち込まれる可能性は十分にあるだろう。

【了】

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