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エイバル、ラス・パルマス下し5試合ぶりの勝利。乾は3戦連続先発で先制の起点に

text by 編集部 photo by Getty Images

エイバル、ラス・パルマス下し5試合ぶりの勝利。乾は3戦連続で先制の起点に
フランクフルト時代の乾貴士【写真:Getty Images】

 リーガ・エスパニョーラ第7節が3日に行われ、エイバルはアウェイで昇格組ラス・パルマスと対戦した。

 エイバルの乾貴士は左サイドMFとして3試合連続の先発出場を果たし、序盤戦で主力を務めていたケコをベンチに追いやっている。

 試合が動いたのは7分、左サイドの深い位置で乾がボールをキープし、落としを左SBのダビド・フンカが低いクロスを送ると、右サイドからペナルティエリア内に走りこんでいたサウール・ベルホンが詰めてエイバルが先制する。

 ラス・パルマスもロケ・メサが後列からの飛び出しでGKとの1対1を迎えるなどチャンスを作ったが、エイバルの1点リードのまま前半を終える。

 後半に入り、次にスコアを動かしたのはまたしてもエイバル。62分、先制点をアシストしたフンカのミドルシュートが相手DFに当たってこぼれると、フリーになっていたボルハ・バストンが華麗な反転シュートを決めてリードを2点に広げた。

 その後はボールを支配するラス・パルマスに多くのチャンスを作られたが、GKアシエル・リエスゴを中心に守り切ったエイバルが0-2で5試合ぶりの勝利を挙げた。乾は先制ゴールの起点になっただけでなく守備でも奮闘し、86分にケコとの交代でピッチを退いている。

 その他の会場ではセルタ対ヘタフェがスコアレスドロー、グラナダ対デポルティボ・ラ・コルーニャも1-1の引き分けに終わった。スポルティング・ヒホンはバルセロナからレンタルで加入したアレン・ハリロビッチのリーガ初ゴールなどでエスパニョールに1-2で競り勝った。

 得点力不足を指摘されていたマラガは退場者を出しながらもブラジル人FWシャルレスのハットトリックでレアル・ソシエダを3-1で下し今季初勝利を挙げている。セビージャはホームで手負いのバルセロナを2-1で破り、前節に続く連勝を飾った。

 3日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節の結果は以下の通り。

セルタ 0-0 ヘタフェ
セビージャ 2-1 バルセロナ
グラナダ 1-1 デポルティボ
エスパニョール 1-2 S・ヒホン
ラス・パルマス 0-2 エイバル
マラガ 3-1 レアル・ソシエダ

【了】

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