日本時間の25日に行なわれるミラン対サッスオーロで、歴史的なゴールキーパーの誕生を目にすることができるかもしれない。イタリア『ジャンルカ・ディマルツィオ』が報じている。

　この一戦でミランはGKジャンルイジ・ドンナルンマを先発で起用すると予想されている。同選手の年齢はなんと16歳だ。ミランの下部組織で大切に育てられてきた天才GKが満を持して公式戦デビューを果たすとみられている。

　ドンナルンマがサッスオーロ戦に出場した場合、セリエAで史上2番目に若いGKの出場となる。最年少記録は1980年に記録されたジャンルカ・パッキアロッティの持つ16歳192日だ。しかし、これは途中交代での出場で、出場時間はわずか6分間だった。

　より有名な記録はユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの持つ「最年少先発記録」だろう。ドンナルンマはこの記録を更新する可能性があり、偉大なGKの系譜継ぐ存在の誕生と期待されている。

　奇しくもブッフォンとドンナルンマは同じ“ジャンルイジ”という名を持つ。サッスオーロ戦の結果次第ではミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督の解任が決まる重要な一戦と予想されているが、ドンナルンマは輝かしいデビューを飾ることができるのだろうか。

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