チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は5日のチャンピオンズリーグ・グループステージのディナモ・キエフ戦での勝利について、ファンに感謝の意を表している。英紙『ガーディアン』が伝えた。

「苦難の時にスタジアム全体が応援してくれたことは、私のキャリアの中でも忘れられない出来事だ」

　MFウィリアンのフリーキックによる勝ち越し弾が飛び出し、グループGで2位に浮上したチェルシー。公式戦5試合ぶりの勝利を挙げたこの夜のスタンフォード･ブリッジの雰囲気は、モウリーニョ監督にとって特別なものだったようだ。彼は以下のように語っている。

「チェルシーの復帰初戦でハル・シティと試合をしたとき、スタジアムが私を迎えてくれたことは感動的だった。しかし、今日とは比べ物にならない」

　プレミアリーグでの不調ぶりから、メディアの間ではモウリーニョ監督の解任論も噴出。しかし、そんな中でも自らを支持してくれたファンに対して、モウリーニョ監督は独特の言い回しで自身の思いを語った。

「ファンは私が良きプロフェッショナルで、彼らに良き思い出をもたらしてきたということを知っている。このクラブでの最後の日がいつになるかは分からないが、それが4年目、10年目、15年目のシーズンのことになろうとも、私は私の全てを尽くすつもりだ」

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