アメリカのNASL（2部相当）ニューヨーク・コスモスに所属する38歳のFWラウール・ゴンサレスが現地時間15日に現役最後の試合に出場した。

　NYコスモスは年間優勝チームを決定する優勝プレーオフ決勝戦のオタワ・フューリーを相手に3-2で勝利した。

　10月にクラブのオフィシャルサイトで今季限りでの現役引退を発表していたラウールはオタワ戦で先発出場を果たす。先制したNYコスモスは、その後も追加点を挙げるなど3-2で勝利を収め、優勝を果たしている。

　準決勝で決勝点を挙げたラウールだったが、この日の得点はなかった。それでもチームの優勝に貢献する活躍で、現役最後の試合を有終の美で飾った。

　レアル・マドリー時代には6度のリーガ・エスパニョーラ制覇と3度のチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げるなど、サッカー史に残る活躍をしている。多くの功績を残したレジェンドが、また一人キャリアを閉じることとなった。

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