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スペイン伝統の一戦“クラシコ”。5つの名勝負を振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

4.2011/12(バルサ 1-2 マドリー)

スペイン伝統の一戦“クラシコ”。5つの名勝負を振り返る
当時マドリーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 勝ち点4差で迎えた第35節、2位のバルサはリーグ優勝に向けて首位に立つマドリーを本拠地カンプ・ノウに迎えた。

 バルサは同点に追いついたわずかその3分後、ジョゼ・モウリーニョ監督が得意とするカウンター攻撃の餌食となる。相手陣内でボールを奪うと、メスト・エジルのスルーパスからC・ロナウドが抜け出し、ビクトール・バルデスとの1対1を制した。

 これまでカンプ・ノウでの対戦を苦手としてきたモウリーニョ監督だったが、10度目の挑戦でようやく初勝利を収めることが出来た。

 そして、それは同時にマドリーの優勝を確固たるものにする勝利だった。残り3節で勝ち点差を7に広げたマドリーは、その後も失速することはなく3戦全勝を収めて優勝を遂げた。

【得点者(国王杯決勝)】
17分 0-1 サミ・ケディラ(マドリー)
70分 1-1 アレクシス・サンチェス(バルサ)
73分 1-2 クリスティアーノ・ロナウド(マドリー)

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