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JFA新会長はどう決まる? 知られざる選挙の仕組みを解説。現会長意向表明者は原専務理事と田嶋副会長

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / Football Channel , Getty Images

魅力あるサッカーで世界トップ10を目指す。田嶋幸三副会長

JFA新会長はどう決まる? 知られざる選挙の仕組みを解説。現会長意向表明者は原専務理事と田嶋副会長
田嶋幸三副会長【写真:Getty Images】

田嶋幸三(たしま・こうぞう)
1957年11月21日生まれ(58歳)

最終学歴:1987年3月 筑波大学大学院修士課程体育研究科コーチ学専攻 修了
所属:公益財団法人日本サッカー協会
役職:副会長

【提案する政策、プログラム(抜粋)】

現状に危機感を持ち、5年後、10年後の日本サッカーのために必要と考えることを提案する。

[1.魅力ある日本代表]

魅力あるサッカーでアジアナンバー1の地位を取り戻し、確保する。世界トップ10を目指す。具体的には2018年ワールドカップ予選突破、2016年リオ五輪予選突破、2020年東京五輪での金メダルを目標に、プランを立て実行する必要がある。

[2.育成日本復活]

U-20、U-17代表を立て直し、アジアを勝ち抜きワールドカップで闘い、将来に向けた経験を積むことを重視する。代表選手を輩出した活動母体へのインセンティブ、支援を検討し、トレセンシステム、エリート養成システムの機能、精度を高める。

[3.日本サッカーの発展を担う人材、世界で活躍する人材の養成]

・9地域、47協会のグラスルーツからエリートに到る指導者のレベルアップ

・全国でシステマティックな発掘、育成システムおよび体制の確立

・サッカーの様々な分野で女性が活躍し、日本サッカーの発展に貢献するよう支援する。

[4.グラスルーツなくして代表の強化なし]

・47FA、Jクラブを中心とし、グラスルーツのさらなる充実を図る。

[5.将来に向けた地域の自立と活性化の推進]

・47FAの自立した発展と、9地域FAの機能確立を支援する。

[6.継続して推進するプロジェクト]

・Jヴィレッジの復興に、引き続き務める。

・JFAフットボールセンターの計画を推進していく。

・アジアサッカーの発展に積極的に貢献し続ける。

[7.日本サッカー協会の存在意義とサッカーの価値の向上、発信]

・公共性の高いサッカーという競技を統括する団体として、ガバナンス、コンプライアンスを徹底し、透明性をもつ。

・あらゆる政策、施策の基盤に「リスペクトの一層の推進」

全文は以下リンク先より閲覧可能。
【PDF注意】http://www.jfa.jp/about_jfa/election/list/002/document_002.pdf

【了】

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