レアル・マドリーは今季からチームの指揮を執っているラファエル・ベニテス監督を数日中に解任する方向で動いているようだ。スペイン複数メディアが報じた。

　ラジオ『カデナ・セル』によるとベニテス監督の解任理由は選手との関係悪化だという。また『ムンド・デポルティボ』は、すでに両者の関係は修復不可能で、選手たちは新しい監督の下2016年を迎えるつもりでいると伝えた。

　一方、『FOXスポーツ』は後任候補の名前を具体的に挙げた。それはチェルシーで職を失ったばかりのジョゼ・モウリーニョ氏だ。かつてチームを率いた”スペシャル・ワン”はGKイケル・カシージャスと衝突してマドリーを去ったが、当時のキャプテンだった同選手もクラブに別れを告げており、復帰に向けた障害はなくなっている。

　ベニテス監督自身に退団の意思はなく、普段通り30日のレアル・ソシエダ戦に向けた準備を進めている。だが、その前に職を解かれてしまうかもしれない。果たしてマドリーの監督をめぐる”ドタバタ劇”はどんな結末を迎えるだろうか。

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