ネイマールの古巣であるサントスは、同選手移籍の際に交わした契約にあるボーナスを支払わないバルセロナを契約不履行として批判している。24日付け『マルカ』が報じた。

　ネイマールは2013年にサントスよりバルセロナへ移籍。サントスによると、バルセロナとサントスの契約には「バルセロナはネイマールがFIFAバロンドール最終選考に入れば200万ユーロ（約2億6000万円）のボーナスをサントスに支払う」との項目があり、バルセロナへ支払いを要求している。

　しかしながら、バルセロナは「サントスが不正を訴え審議が終了していない契約項目を遂行することは不可能だ」と支払いを拒否しているという。サントスはネイマールの移籍金について、バルセロナに不正があったとしてFIFA選手移籍規定17条及びFIFA規律法規62条に反するとしFIFAに告訴している。

　サントスは告訴中であるからといって、ボーナスを支払わない“盾”に使うことはできないとし、法的手段を取るとしている。

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