アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が過去に名古屋グランパスで指揮官を務めていたことについて、英紙『デイリー・ミラー』が動画を交えながら紹介している。

　ヴェンゲル監督は1995年に名古屋の指揮官に就任。就任直後はチームを立て直すのに時間はかかったものの、徐々に成績を上げ最終的には前期リーグを4位でフィニッシュした。

　後期リーグはあと一歩のところで首位に届かず2位に終わったが、その年のJリーグ最優秀監督賞を受賞。また、天皇杯では快進撃を遂げ、決勝戦でサンフレッチェ広島を破り初優勝を飾っている。

　1996年ではゼロックス・スーパーカップでタイトルを獲得した。その後、シーズン途中まで名古屋を率いた後にアーセナルの監督に就任している。同紙は最後に「その後のことは周知の通り」と締めくくり、今季で20年目に突入したアーセナル時代には触れなかった。

　日本国内では、ヴェンゲル監督が名古屋を率いていたことを知る人は多い。しかし、世界ではアーセナルのヴェンゲル監督としか知らない人が多いかもしれない。このように英紙に紹介されたことで、名古屋時代のことが世界に広がるきっかけとなっただろう。

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