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“汚職体質”はいつから? サッカー界の歴史を築いてきた歴代FIFA会長8人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

第7代:ジョアン・アヴェランジェ

第7代FIFA会長:ジョアン・アヴェランジェ
第7代FIFA会長:ジョアン・アヴェランジェ【写真:Getty Images】

【国籍】
ブラジル

【生年月日】
1916年5月8日生-

【FIFA会長在任期間】
1974年-1998年(24年)

 第7代会長で現在99歳のジョアン・アヴェランジェ氏は元水泳選手でもある。1936年ベルリン五輪は水泳、1952年ヘルシンキ五輪には水球のブラジル代表に選出されている。

 それまでのFIFAになかった“サッカーで利益を生み出す”という発想を持った人物で、1974年にスタンリー・ラウス氏を破り会長に当選した。24年間の在任期間で各年代の世界大会創設に尽力。アジアやアフリカといった地域のサッカー普及に貢献した。W杯の参加国数を増やすことで、発展途上国も大会に参加できるようになった。

 しかし、FIFAの元代理店であるISL社から賄賂を受け取っていたことが明らかになり、2013年にFIFA名誉会長を辞任した。

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