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“汚職体質”はいつから? サッカー界の歴史を築いてきた歴代FIFA会長8人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

第8代FIFA会長:ゼップ・ブラッター

第8代FIFA会長:ゼップ・ブラッター
第8代FIFA会長:ゼップ・ブラッター【写真:Getty Images】

【国籍】
スイス

【生年月日】
1936年3月10日生-

【FIFA会長在任期間】
1998年-

 ジョアン・アヴェランジェ氏の下で事務総長を務め、1998年に第8代会長となった。前会長同様、ブラッター氏も発展途上国の発展に寄与。彼にとってアジアやアフリカといった国々は自身の立場を固めるための道具に過ぎなかったかもしれないが、これらの国にサッカーが根付いたのはブラッター氏の功績が大きいと言えるだろう。

 しかし昨年、汚職疑惑が明るみになると本格的に捜査のメスが入ることに。結局、サッカーに関わる活動を8年間禁止されることとなった。

 サッカーをビジネスとして発展させたことに関して評価されるべき点もあるが、FIFAの闇の部分を象徴する人物として名を残すこととなった。

【了】

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