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チェルシー、若武者の芸術ミドル炸裂も…ストークと手痛いドローで連勝ストップ

text by 編集部 photo by Getty Images

トラオレ
先制点を決めたバートランド・トラオレ【写真:Getty Images】

【チェルシー 1-1 ストーク プレミア第29節】

 チェルシーは現地時間5日、プレミアリーグ第29節でストーク・シティと対戦した。

 ホームのチェルシーはキャプテンのジョン・テリーがいまだ復帰できず、この試合もセンターバックコンビはブラニスラフ・イバノビッチとガリー・ケイヒルが組み、好調を維持していたジエゴ・コスタの負傷により1トップには20歳のブルキナファソ代表FWバートランド・トラオレが入った。

 これがプレミアリーグ通算4試合のトラオレだが、早速結果を出す。39分、左足で強烈なミドルシュートを突き刺してチェルシーが先制する。トラオレはこれが今季リーグ戦2得点目のゴールとなった。

 前半はストークのイブラヒム・アフェライやマルコ・アルナウトビッチらにシュートを打たれるシーンはあったものの、GKティボー・クルトワの安定したセーブもありチェルシーが1-0のリードで後半へと折り返す。

 後半に入っても、59分にジェルダン・シャキリに際どいシュートを放たれるが、これもクルトワがセーブして失点を許さない。

 ここまで堅守を築いてきたチェルシーだが、終盤についに失点を許す。クロスをクルトワがはじくと、これをマメ・ビラム・ディウフが押し込んで同点に追い付いた。

 結局、試合は1-1のドロー。3連勝中と好調だったチェルシーだったが、勝ち点1を積み上げるにとどまった。しかし、フース・ヒディンク監督就任後のリーグ無敗は継続しており、前半戦からの危機的状況からは脱しつつある。

 チェルシーは、9日にチャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマンとの2ndレグを行い、12日にはFA杯準々決勝でエバートンとアウェイで対戦する。

【得点者】
39分 1-0 トラオレ(チェルシー)
85分 1-1 ディウフ(ストーク)

【了】

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