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欧州でゼロからのクラブづくり FCバサラマインツの挑戦【03】選手に家探しをさせる理由

シリーズ:FCバサラマインツの挑戦 text by FC Basara Mainz photo by FC Basara Mainz

慣れないドイツ語で家探しをする日本人選手

FC Basara Mainz(FCバサラマインツ)
ドイツ語の学習意欲が高まり、結果プレーにも積極性が出るなど、フィールド内外双方に良い影響が出ている【写真:FC Basara Mainz】

 選手の様子を見ると、物件を探し始めた当初は不安いっぱいの顔が、少ない語彙ながらもドイツ語の交渉をしていざ家が決まると、「実際にやってみればなんとかなるものだ」ということを実感し、顔つきや行動が目に見えて変わってきます。するとドイツ語の学習意欲が高まり、結果プレーにも積極性が出るなど、フィールド内外双方に良い影響が出ています。

 このような成長を目の当たりにすると、私自身も非常に刺激を受けます。その一方で、彼らが更に成長するためにはどこまで手を差し伸べるべきか、彼らの前でどう振る舞うべきか考えることが多く、学ばせてもらっています。

※FC Basara Mainzはクラブの発展に協力してくれるインターンスタッフを募集しています。年齢、性別はもちろん、日本、欧州在住の如何も問いません。ゼロからスタートして間もないドイツのアマチュアサッカークラブ運営にご興味ある方は、是非contact@basara-mainz.comまでお問い合わせください。

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