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香川のHSV戦先制点演出は死闘での“経験”から。意識高いドルトはEL敗退ムード払拭、視線は既にポカール奪取へ

モチベーションが難しい試合。「テンション低かった」(香川)

香川真司
HSV戦を、香川は「厳しい敗戦を受け入れた中での試合」とした【写真:Getty Images】

 敗退のムードを払拭した。2016年4月17日のブンデスリーガ第30節、ボルシア・ドルトムントはホームでハンブルガーSVと戦う。

 このHSV戦を、香川は「厳しい敗戦を受け入れた中での試合」とした。14日のヨーロッパリーグ準々決勝で、BVBはリバプールに劇的な敗北を喫している。後半のアディショナルタイムに逆転を許してから、2日しか経っていない。

 だからなのか、前半のドルトムントはどこか低調だった。また、リーグ戦は終盤に差し掛かり、互いにモチベーションの抱き方に難しさはある。BVBは2位が確定した。HSVは残留争いに巻き込まれている訳ではない。香川は「やっぱりちょっと、両チームともテンションが低かったって言ったら低かったとも思う」と振り返った。

 しかし同時に「それは言い訳にしか過ぎない」とも香川は言う。プロであれば、それがどれだけ劇的であろうとも、敗北をいつまでも引きずることは許されない。リバプール戦に続いて先発となった香川は、高い意識で、HSV戦に臨んだ。

「個人的には、ハイテンションで試合に入る意識を持って戦えたと思います」

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