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バルサ反論必至。リーガ会長、独立旗持ち込みに「ノー」

text by 編集部 photo by Getty Images

エステラーダ
スタジアムへの持ち込みが禁止されたカタルーニャ独立旗【写真:Getty Images】

 先日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝において、カタルーニャ独立旗のスタジアム内への持ち込み禁止をマドリード政府が発表したことを受け、リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長はこの決定に賛同の意を表明した。19日、スペイン紙『アス』が報じている 

 会見に応じたテバス会長は「政府の決定を尊重する。コパ・デル・レイはスペイン王国の大会であることを認識しなければならない。独立旗はスペインという国家の崩壊を意味するものである。町中の独立旗やリーガの試合であれば問題はないし、リスペクトしている。しかし、コパ・デル・レイの意味を考えると、やはり独立旗の持ち込みは相応しくない」と述べている。

 また、表現の自由に反するのではという意見については「この状況下では表現の自由に相当するものではないと考えている。従って、そういう意見については、偽りの扇動を呼ぶものだと言えるのではないか。私は政府の決定を理解しているし、同時にカンプ・ノウでは問題なかったこと、危険なものではないことも理解している」と発言している。

 すでにバルセロナは今回の政府の決定を非難しており、今回はリーガのトップがこうした発言を行うことによって、更なる反発が生まれることが予想される。今後の展開はどうなるのか。決勝は現地5月22日(日)であり、残された時間は少ない。

【了】

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