ドルトムントが、デンマーク1部のノアシェランに所属する18歳のトルコ代表MFエムレ・モルを獲得したことを発表した。契約期間は5年間で2021年6月までとなっている。

　モルはノアシェランの下部組織で育ち、昨年11月にトップチームに昇格。スピードに乗った状態から細かいドリブルで相手を抜き去ることが得意で、元マインツのカスパー・ヒュルマンド監督から「彼の才能は尋常ではない。彼は予測不可能なスピードを持っている。まさに”トルコのメッシ”だ」と言わしめるほどの逸材だ。

　今季はリーグ戦13試合に出場し2得点を決めている。そして、トップチームに昇格してから約半年でトルコ代表デビューも果たした。さらに、EURO2016のメンバーにも選出されている。

　ドルトムントのミヒャエル・ツォルクSD（スポーツ・ディレクター）はエムレについて「非常に豊かな才能と、巨大な可能性を秘めている選手」と語っており、爆発的な成長を続ける同選手に大きな期待を寄せていることを明かした。果たして来季、ドルトムントでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。

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