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“7億円”を諦めてユーベ移籍を選ぶ? 注目集めるローマ司令塔の移籍交渉に進展

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラレム・ピアニッチ
ローマに所属するMFミラレム・ピアニッチ【写真:Getty Images】

 今夏、様々なビッグクラブが注目しているローマのMFミラレム・ピャニッチは“7億円”を犠牲にしてでもユベントス移籍を望むかもしれない。8日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 ピャニッチは今夏移籍した場合、契約解除金の15%が自らの“懐”に入るようだ。同選手を獲得するには契約解除金は3800万ユーロ(約46億円)に設定されている。つまり、570万ユーロ(約7億円)をピャニッチ自身が手にすることになる。

 ローマは5月8日にUEFAより、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反で600万ユーロ(約7億円)の罰金が課せられている。その支払期限が今月末に指定されており、現金が欲しいところだ。ジェームズ・パロッタ会長は、かねてよりピャニッチ獲得を試みるクラブに対し「契約解除金が必要だ」と伝えてきた。

 しかし、ピャニッチはユベントス移籍を希望することで移籍金の15%である7億円を諦め、実質的にユベントスは移籍金3200万ユーロで同選手を獲得することが可能になったとのこと。注目を集める同選手の移籍交渉もついに決着を迎えるのだろうか。

【了】

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