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低迷ミラン、“名将”招聘も叶わぬ夢…新生PSGが年俸6億円で強奪へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ウナイ・エメリ
PSGの監督就任が近づくウナイ・エメリ氏【写真:Getty Images】

 今季セリエAで7位と低迷するミランだが、来季に向けた名将招聘という希望も叶わぬ夢となりそうだ。8日にスペインラジオ『カデナセル』が報じている。

 先日、今夏に“大暴れ”することを明言したパリ・サンジェルマン(PSG)の会長ナセル・アル・ケライフィ氏。そのPSGは、来季の新指揮官としてヨーロッパリーグ(EL)で三連覇を達成したセビージャのウナイ・エメリ監督を招聘するつもりのようだ。

 エメリ監督は、2013年の1月からセビージャの指揮官に就任。そして、就任2年半でELを三連覇を成し遂げた。そのことでミランを初めとする欧州の様々なビッグクラブから注目を浴びていたが、どうやらPSGがオファーを断ったアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督の代役として同監督を選んだようである。

 そのエメリ監督もセビージャと2017年まで契約が結ばれているが、すでにクラブの幹部に別れを告げたようだ。そして、PSGと年棒500万ユーロ(約6億円)の3年契約を結ぶことで合意したようである。

 昨夏からエメリ監督に興味を示していたミランだが、またしても招聘は失敗に終わるとみられている。エメリ監督、マヌエル・ペジェグリーニ監督と立て続けに名将に振られ続けている同クラブだが、果たして解決策を見出すことはできるのだろうか。

【了】

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