欧州サッカー界を揺るがす怪物ポール・ポグバの夢は、そのプレー同様にスケールが大きい。23歳のMFが理想の選手像について述べている。8日、スペイン紙『アス』が報じている。

　欧州中のビッグクラブの視線を集めるポグバは、自身の目指す未来図を「すべてを兼ね備えた選手になる」ことという。それは「パトリック・ヴィエラ、ディディエ・デシャン、ジネディーヌ・ジダン、ロナウジーニョ、ロナウド、ティエリー・アンリ、彼らの最高の能力を手にすること」と答えた。さらに「もうゴールは決めて、決定的なパスも出し、ボールも奪取している。レベルを上げるだけだ」とどこまでも強気だ。

　現在ユベントスでプレーするポグバだが、新シーズンはどこでプレーするかわからない。今いるイタリアについて「セリエAは世界一のリーグではないだろう。だが最も難しいリーグだ」と考える。そして「イタリアのチームはたくさんゴールを奪うことはないが、それと同様に、彼らからゴールを奪うことも難しい」と続け、「ユーベでプレーし、より攻撃的になっている」と述べた。

　「自分は思ったことをいう人間だ」と自らを評するポグバ。これらの発言は自分自身への自信の表れでもあるのだろう。来るEUROで、改めて世界にその才能を見せつけることはできるのだろうか。

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