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ベッカム氏、英国のEU離脱を望まず「子どもたちを独りにしてはいけない」

text by 編集部 photo by Getty Images

デイビッド・ベッカム氏
EU離脱に反対したデイビッド・ベッカム氏【写真:Getty Images】

 EU離脱に揺れるイギリスに対して、元イングランド代表主将であるデイビッド・ベッカム氏がコメントした。21日、同氏の公式インスタグラムにて声明が発表されている。

 ベッカム氏は自身が在籍していたマンチェスター・ユナイテッドの黄金時代について「確かに英国人の素晴らしい選手が大勢いた。しかし、デンマーク人のピーター・シュマイケル、アイルランド人のロイ・キーン、フランス人のエリック・カントナもいたからこそ成功するチームとなれた」とEU諸国の選手たちの重要性を説いている。

 また、自身が現役時代にスペインのレアル・マドリー、イタリアのミラン、フランスのパリ・サンジェルマンでプレーしたことに触れ「僕を家族として迎えてくれた」と振り返っている。

 サッカーを超えた問題としても「我々は現在活気に満ちた国際的な繋がりを持った世界に生きている」と説明。「子どもたちと孫たちには世界の問題に対して独りではなく共に向きあわせなければいけない」とEU脱退に対して警鐘を鳴らした。

「だから、僕はEU脱退“反対”に投票する」

 サッカーだけではなく、あらゆる問題に波及するイギリスのEU脱退問題。果たして、ベッカム氏の言葉は多くの人々に影響を与えるのだろうか。

【了】

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