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EUROグループステージで最も輝いたのは誰? 英メディアがベスト11選出

text by 編集部 photo by Getty Images

ベイル
ウェールズ代表をけん引するガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 毎試合緊張感のある戦いが繰り広げられたEUROのグループステージで最も輝いていたのは誰なのだろうか。英『スカイ・スポーツ』がサッカーのスタッツを専門に扱う「Whoscored.com」のデータを元にベストイレブンを選出した。

 11人全員が決勝トーナメント進出を果たしたチームから選出されたが、いわゆる強豪国と言われるようなスペインやイタリア、イングランドからは1人も選ばれず。一方で小国ながら大奮闘を見せた国々から多くの選手がピックアップされた。

 英『スカイ・スポーツ』が掲載したベストイレブンは以下の通り(カッコ内は国籍と「Whoscored.com」によるパフォーマンススコア)。

▽GK
マイケル・マッガバン(北アイルランド代表、7.38)

▽DF
ダリオ・スルナ(クロアチア代表、7.43)
ジェームズ・チェスター(ウェールズ代表、7.60)
ファビアン・シェア(スイス代表、7.68)
ジョニー・エバンス(北アイルランド代表、7.30)

▽MF
トニ・クロース(ドイツ代表、8.02)
アーロン・ラムジー(ウェールズ代表、7.80)
ディミトリ・パイェ(フランス代表、8.21)

▽FW
ケビン・デ・ブライネ(ベルギー代表、8.04)
イバン・ペリシッチ(クロアチア代表、8.16)
ガレス・ベイル(ウェールズ代表、8.78)

 国別で最も多かったのはウェールズ代表の3人だった。イングランド、スロバキア、ロシアと同居したグループBを1位で突破し、優勝候補にまで挙げられるようになったパフォーマンスは世界中から注目を浴びている。

 そして11人のうち最も高いスコアだったのは、同じくウェールズ代表のガレス・ベイルだ。グループステージ全試合で得点を記録し、スロバキア戦とイングランド戦では見事なフリーキックを沈めて母国の旗頭としての役目を果たした。

 北アイルランド守備陣から好セーブ連発のマイケル・マッガバンや堅実なプレーが光るジョニー・エバンスが選ばれたのも偶然ではない。個人のパフォーマンスでも小国の躍進が目立つEURO。決勝トーナメントも最後まで目が離せない。

【了】

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