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イブラを再び国際試合で見られる可能性も? 代表引退宣言後、復帰を選んだ選手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヘンリク・ラーション(スウェーデン)

元スウェーデン代表のヘンリク・ラーション
元スウェーデン代表のヘンリク・ラーション【写真:Getty Images】

 スウェーデンの国民的英雄は2002年の日韓W杯終了後に一度代表引退を決意するも、2年後のEURO2004を前に国民から請われる形で復帰を決断し、母国のベスト8進出に貢献した。その後34歳で迎えた2006年ドイツW杯にもチームの中心として参加し、大会後に再び代表引退を表明した。

 しかし、スウェーデン国民はラーションを簡単に休ませてくれなかった。W杯終了後に「いまが去る時だ。これが正しいことと感じる。自分の代表チームでのキャリアは終わった」と発言していたラーションはEURO2008で2度目の代表復帰を果たす。

 ラーシュ・ラーゲルベック監督に復帰を説得されたレジェンドは36歳でEURO2008に出場し、「チームが必要としてくれるのであれば引退はしない」と宣言した。しかし寄る年波には勝てず、翌年のW杯予選で南アフリカ大会の出場権獲得を逃すと2009年10月に3度目の代表引退を発表。さらに翌11月にはリーグ戦閉幕とともに母国の名門ヘルシンボリで現役を引退した。

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