ミランが獲得に迫るマルコ・ピアツァ【写真:Getty Images】
日本代表FW本田圭佑が所属するミランはディナモ・ザグレブのクロアチア代表FWマルコ・ピアツァ獲得のポールポジションにいるようだ。6日付けイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
ディナモ・ザグレブで昨季公式戦42試合に出場し12ゴールをあげた現在21歳のピアツァは、将来有望とされる逸材だ。若くしてクロアチア代表にも選出され、現在開催中のEURO2016を戦った。
そんなピアツァにはユベントスが獲得に強い関心を抱いており、同クラブへの移籍が確実視されていた。しかし現地時間の5日にミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOがザグレブにいることが判明し、クラブもそれを認めた。
ガッリアーニCEOはディナモ・ザグレブとピアツァ移籍交渉のためにザグレブに滞在しているとみられ、ピアツァの代理人であるマルコ・ナリティリッチ氏も「ヨーロッパ中のビッグクラブがピアツァを追っている。ミランもそのひとつだ。そしてミランは現在少しだけ有利な立場にいる」とミランが一歩リードしていることを認めている。
ミランがピアツァ獲得に成功した場合、昨季本田が先発を務めていた右ウイングでの起用が濃厚とみられている。
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