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解体寸前のドルトムント、バルサから補強か。EUROで失意の代表主将を獲得へ

text by 編集部 photo by Getty Images

アルダ
バルセロナのトルコ代表MFアルダ・トゥラン【写真:Getty Images】

 主力選手の相次ぐ退団が続くドルトムントは、バルセロナからの補強を目論んでいるようだ。

 ドルトムントが狙いを定めているのは、トルコ代表MFアルダ・トゥランだと英紙『デイリー・エクスプレス』など複数メディアが報じている。

 昨年夏にアトレティコ・マドリーからバルセロナに移籍したアルダだが、当時は補強禁止処分中だったためデビューまで半年の時間を要している。

 リーグ後半戦でもバルセロナでは控えの立場となっているため、ドルトムントは獲得が可能だと考えているようだ。バルセロナ側も適正なオファーが届けば売却を検討するという。

 EUROでは10番を背負って主将としてプレーしていたアルダだったが、チームは初戦2連敗でグループステージ敗退。自身も低調なプレーで自国民からの非難の的となっており、スタジアムではサポーターからブーイングも浴びた。

 すでにドルトムントはウスマン・デンベレ(レンヌ)、セバスティアン・ローデ(バイエルン)らを獲得しており、バルセロナからはマルク・バルトラの補強にも成功している。

 一方では、主将だったマッツ・フンメルス(バイエルン)に加えてイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)とヘンリク・ムヒタリアン(マンチェスター・ユナイテッド)が退団するなど、チームは解体寸前の状態となっている。

 昨季は2位で終えたドルトムントだが、新シーズンこそ宿敵バイエルンから王座を奪還するため、チームの層を厚くしておきたいところなのかもしれない。

【了】

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